そちこちに春の花がひらき、人々が重いコートを脱いで、街も色づき華やぐころ、教会はイエス・キリストの復活を記念してイースター(復活祭)を祝います。
イースターはクリスマスなどとは違い毎年異なる日に祝われます。 これは「春分の次の満月後の最初の日曜日」と定められているからで、今年は4月4日です。
イエス・キリストのご降誕を祝うクリスマスはすっかり年末の行事になり、聖書とは関係のないバレンタインデーも楽しみ事になった日本ですが、イースターはなじみ薄いままです。しかし、キリスト教国では、イースターはクリスマスと同じほどに豊かに祝われます。
何よりも聖書において、イースターは最も重要です。私たちの罪のために十字架に死んだ神の御子イエス・キリストが三日目の日曜日の朝、死人の中からよみがえり、イエスは今も生きておられる、というのがキリスト教会の最初のメッセージだからです。キリスト教会は、イースターのメッセージから生まれたのです。
教会が日曜日に礼拝をささげるのはイエス・キリストの復活を記念するからですが、今社会が日曜日を休日としているのも、実はキリスト教の祝日を起源としているのです。
教会学校に通ったことのある方は、イエスさまの復活のメッセージを聞きながら、赤や緑に染められたイースターエッグを大切に握りしめて家に帰ったことを思い起こされるでしょう。遠く歳月をさすらって、今聖書のメッセージに、永遠のいのちの希望を握りしめ、この年のイースターをあなたの復活の祭りにしませんか。
キリスト教朝顔教会 牧師 後藤敏夫
4月4日(日) 10:30〜12:00
イースターを記念して祝う礼拝です。教会が初めての方もぜひお越しください。
イエス・キリストの受難を思う夕べ
4月2日(金) 19:00〜20:30ころ
聖書の御言葉と、讃美と、パイプオルガンの調べにより、イエス・キリストの受難を覚えるひとときです。