低くされる悲しみと幸せ
主はこの卑しいはしために目を留めて下さったからです。
本当に、これから後、どの時代の人々も、私を幸せ者と思うでしょう。
- ルカ1:48 -
クリスマスの音楽が街に流れる時、この一年を振り返りながら、喜びと感謝を持って年末を迎える人々もいますが、苦しみや悲しみ、不安を抱えて苦悩する人々もいます。不思議なことですが、いつの時代も、クリスマスには、この地上の不義や不正、貧しさや抑圧に苦しめられる人々が主人公になることが多くあります。
マリヤはヨセフの婚約者でしたが、まだ結婚しておらず、男を知らないのに、神の御霊によって身重になります。御使いの知らせに驚き、戸惑い、悩みますが、不妊の女と言われた親戚のエリサベツも子供を宿していた事実に接し、自分の身に起こったことが神のわざであることを確信します。そして、苦しみ、葛藤の中で現実を受け入れ、神を賛美し崇めます。それが、マリヤの賛歌(マニフィカート Magnificat「我が心、主を崇めます」)です。その一部を冒頭に掲げました。つまり、孤独に悩み、人々の誤解や嘲り、侮辱を受け、苦しむ現実にあって、神が目を留めて下さるなら、幸せであり、どの時代の人々も幸せ者と思うでしょうと告白しているのです。
幸せという字は、辛さの上に横木が一本増えることによって生れると言われます。辛い経験は嫌なことですが、それを経験せずに幸せは味わえないようです。しかし、死を乗り越えるいのちを受けて味わえる幸せは、処女マリヤから生まれたイエス・キリスト以外にはありません。何故なら、イエス・キリストは十字架に付けられ、私たちの罪の身代わりになって死に、三日目に蘇ったからです。そして、私たちが自分の罪の故に受ける刑罰と死から救い出し、神と共に生きるいのちを提供して下さったからです。そのいのちは、キリストを信頼して、キリストと共に生き、キリストの指導を受けて生きることによって受けます。その時、人は、辛さの中で十字架の横木を受け、幸せを味わう者とされます。このクリスマスの時、キリストと出会われますように。
キリスト教朝顔教会牧師 三浦春壽
教会のクリスマスにおいでください ※終了しました
バレエ教室 |
クリスマスの喜びを賛美に合わせて踊ります。その後、聖書からクリスマスのお話を聞き、簡単な昼食をしてクリスマスを祝います。 12月5日(土) |
女性の |
分かりやすい聖書のお話を聞きながら、クリスマスの本当の意味をご一緒に考えませんか。 12月8日(火) |
ジュニア |
中高生のクリスマス。世の中ではちょっと味わえない教会のクリスマス。メッセージ、ディナー、プレゼント交換もあるよ。 12月12日(土) |
クリスマス |
本当のクリスマスを教会で過ごしましょう。昼食とお祝いの会があります。 12月20日(日) |
こども |
赤ちゃんから小学6年生まで集まれ!! いっしょにクリスマスのお話を聞いたり、おいしいおやつを食べたり、ビンゴゲームを楽しみましょう。
12月23日(水・祝) |
キャンドル |
キャンドルの灯りのもと、聖書の朗読とパイプオルガン、聖歌隊、ハンドベル等の音楽に静かに耳を傾けます。クリスマス・イブを教会でお過ごし下さい。 12月24日(木) |