平和と愛のクリスマスを教会で
サンタクロースは世界中に現れます。ブラジルの赤道直下の街マナウスにも、白い縁取りの真っ赤な帽子と洋服を付けて軽やかに動き回っているのを見かけます。見るからに暑苦しそうなのですが、一番元気です。フィリピンでもサンタクロースがいました。このお爺さんは自分のお小遣いを一年がかりでため込み、クリスマスになると子供たちに配って歩くのを喜んでいました。さだまさしさんが歌う「風に立つライオン」の中では、ケニヤの首都ナイロビにも現れたらしく、青年海外協力隊員があの白縁の赤い洋服を着たそうです。
闇が地を覆い包む様なこの冬の時期、サンタクロースだけは元気に世界中を駆け巡っているのは不思議な感じがします。しかし、クリスマスの主人公、イエス・キリストが表した、自分を犠牲にしてでも、持っている物を世界中の人々に提供する愛が元気にさせる様です。友の為に自分のいのちをさえ与える愛こそ、最も大きな愛(聖書 ヨハネ15:13)であり、自分のいのちさえ惜しまずに与える時、自分のいのちを得るのだとイエス・キリストは教えました。自分を喜ばすのではなく、人に喜びを与えようとするささやかな行為が人を元気づけるのです。
第一次世界大戦の最中、泥まみれのイギリス軍兵士達は、よれよれになった国王からのクリスマスカードの封を切ります。そして、そこから100m程離れた所で対峙していたドイツ兵は皇帝からのメッセージを読んでいました。兵士たちは寒さに震えながら其々に祖国の家族を思いました。両軍互いに動く物を見つければ即座に機関銃を発射させる緊張の続く中、クリスマスイブの不思議な出来事が起こりました。スコットランド隊の見張りが、ドイツ軍の塹壕から、クリスマスの有名な歌、「きよしこの夜」が歌われているのを聞きました。見張りの彼もこの歌を英語で口ずさみ、いつの間にかドイツ語と英語で合唱になりました。次にドイツ軍は「もみの木」を歌い、そのお返しに英国軍は「互いに喜び過ごせこの日」を歌いました。こうして両軍は非公式のクリスマス停戦になりました。1914年のクリスマスイブの出来事です。殺されるかもしれない恐怖を乗り越え、互いに歌い合うクリスマスの歌は、敵との間に、一時とはいえ、平和を与えました。クリスマスの主人公、イエス・キリストの平和と愛を私たちと共に教会で味わってみませんが。皆様方のおいでをお待ちしています。
キリスト教朝顔教会牧師 三浦春壽
教会のクリスマスにおいでください (※終了しました。)
バレエ教室 |
クリスマスの喜びを賛美歌に合わせて踊ります。その後、聖書からクリスマスのお話を聞き、簡単な昼食をしてクリスマスを祝います。 12月8日(土) |
女性のための |
講師:羽鳥頼和先生(JECA 名古屋自由が丘キリスト教会牧師) 分かりやすい聖書のお話を聞きながら、クリスマスの本当の意味をご一緒に考えましょう。 12月11日(火) |
ジュニア |
講師:児玉武志先生(JECA 宣教教会伝道師) 本物を求める中高生集まれ! 教会にはクリスマスの主役がいます! おいしいディナー、ゲーム、讃美などがあなたを待っています 12月15日(土) |
こども |
クリスマスのお話や子供たちによる降誕劇。プレゼントが当たるビンゴもあるよ! 初めてのお友達も大歓迎!
12月22日(土) |
クリスマス |
本当のクリスマスを教会で! クリスマスのメッセージを共に聞きませんか? 12月23日(日) |
キャンドル |
キャンドルの灯りのもと、聖書の朗読とパイプオルガン、聖歌隊、ハンドベル等の音楽に静かに耳を傾けませんか?クリスマスイブを教会でお過ごし下さい。 12月24日(月・祝) |